ココロネ淡路は障がいがある方のためにできた、就労のための練習と就労の場を提供する就労継続支援B型の施設です。仕事や就労練習を通して、自立した日常生活や社会生活を送ることができるように私たちがサポートします。
「ココロネ」という名前には、「人それぞれに違いはあっても、心の奥に生える根は一緒。その根を大切に育てていきたい」という想いが込められています。また、「心を持って地域に根ざす施設」となることを目指す姿勢も表現しました。
就労継続支援B型とは?
障害により企業などに雇用されることが困難な方に対し、労働の機会と場所を提供するサービスです。就労継続支援B型は非雇用型の支援なので、本人の体調に合わせて無理なく働くことが可能です。
また、仕事を通して練習を重ねることで、最終的には就労継続支援A型や、就労移行支援、一般就労を目指すことも可能です。
利用者さんの個性や能力、次のステップを考えながら、一人ひとりに最適な就労支援プログラムを提供します。ココロネ淡路では、さまざまな特性をもつ方々が自身に適した仕事ができるよう、常に複数の仕事をご用意しています。
個性を活かしながら自身に合った仕事に取り組むなかで、さまざまなつながりが生まれることを目指します。
施設内や近隣の畑を耕し、野菜や花、ハーブの栽培を行っています。また、淡路島内で採れる自然素材を収穫・加工し、グループ内の施設や東京の小売店へクラフト素材として販売しています。
今後は、近隣の農家さんのお手伝いなどの新たな活動を加えていくことで、地域とのつながりをさらに広げていきたいと考えています。
四季や自然を感じながら体を動かすことは、精神や身体機能にとってよい効果があります。また、園芸療法を一緒に行うことで、園芸についての知識も深まります。
淡路島内の会社などから多様な仕事を受注し、「吹き戻し」や「線香」など、淡路島特有の産業に関わる作業も用意しています。細かな組み立てから、検品に至るまで、責任感をもって仕事に向き合う経験を重ねることができます。
また、同じグループ内の作業療法士によるチームとの協業で、毎年オリジナルカレンダーの制作に関わっています。ココロネ淡路では、島内の木材を使用したスタンドの製作やカレンダーの印刷、包装作業を担っています。カレンダーの販売は、施設での取り組みをグループ内外へ紹介するきっかけとなっています。
ココロネ淡路内での仕事だけではなく、施設外就労の場として、淡路島内にある平成医療福祉グループの研修施設での仕事も選ぶことができます。
施設の利用者を迎えるための準備、設備の清掃やメンテナンス、必要な物品の調達などを担当し、淡路島の豊かな自然のなかで、社会とつながりながら働くことができます。
お問い合わせと
個別のご相談
電話やメール、お問い合わせフォームよりご連絡ください。担当スタッフがお話を伺います。
市役所への相談
施設見学・体験利用・利用前の個別面談について、市役所とも連携して進めていきます。
受給者証の発行
ご利用には、各市町村が発行する「受給者証」が必要です。お住まいの市町村の障がい福祉窓口へ申請してください。
ご契約
利用契約書を作成いたします。その後ご利用開始です。
医療法人社団 淡路平成会
ココロネ淡路
〒656-1736 兵庫県淡路市小倉153
TEL : 0799-82-0012
FAX : 0799-82-0022
MAIL : awaji@cocorone.space
営業時間
月曜日〜金曜日 9:00〜17:30